頭金はいくらくらい用意したらよいのでしょうか?
一般的に、住宅ローンの借入額は物件の80%程度までが理想的であるとされていますから、用意すべき頭金の額としては、物件の20%程度ということになります※。
そして、さらに理想を言えば、年間のローン返済額も25%以内に抑えたいところです。
住宅を取得する際に、住宅ローンをいくらにして、頭金をいくら準備するのかということについては、将来の金利動向も考慮して検討しなければなりません。
特に、金利が将来上がる可能性がある場合には、より余裕のある返済計画を立てることが重要です。
※フラット35の借入限度額も購入金額等の80%までとなっています。
取得する住宅の種類によっても頭金の金額は違うのでしょうか?
取得する住宅の種類によっても頭金の金額は異なるということは、次の資料によってわかります。
<2003年の住宅金融公庫「公庫利用者調査報告書」>
■返金借入残高
・マンションを購入した人 … 2,467.3万円
・建売住宅を購入した人 … 2,599万円
・マイホームを新築した人 … 1,797.2万円
■物件に対する頭金の割合
・マンションを購入した人 … 約20%
・建売住宅を購入した人 … 約27%
・マイホームを新築した人 … 約30%
<2004年の 家計に関する世論調査 >
■自己資金目標額を500万円未満としている世帯 … 約38% |