土地を買ってから住宅を建設するケースは?
あらかじめ土地を買ってから住宅を建設するケースには次の2つがあります。
■あらかじめ建築条件が決められているケース
こちらのタイプは、手付金と建物完成時の残金一括払いの2回払いができるところが多いようです。
■まず土地を購入し、建物については工務店や設計士にオーダーメイドするケース
こちらのタイプは、頭金を多く用意する必要があります。
なぜ、土地を購入してから住宅を建設する場合には頭金が多く必要なのですか?
あらかじめ土地を購入してからその上にマイホームを建設する場合には、頭金が多く必要になります。
これは特に中小規模の地元工務店に依頼するような場合に多いのですが、土地の購入時、建物の手付金、中間金、残金と支払いが4回以上になることがあるからです。
一般的には、金融機関の資金交付というのは2回までですから、あらかじめ頭金が多く必要だとわかっている場合には、はじめから頭金を多めに準備しておくとか、資金交付について柔軟な金融機関を探すとかいった対応をしておきたいところです。
また、土地登記費用や引越費用なども頭金で用意するのがベターです。そして、土地のローンについては、購入価格の7割を限度としている金融機関も多いです。
よって、手付金を含めても3割程度は現金で用意する必要があります。 |