メインバンクというのは、ある企業の主要株主であると同時に最大の債権者でもある銀行のことをいいます。
メインバンクは、取引先企業と緊密な関係を有し、その企業が経営危機に陥った場合には、再建支援についての取引銀行間の調整を行うなど、企業の経営に関しても責任を負うのが通例となっています。 しかしながら、近年では、このような制度的慣行にも変化がみられるようになっています。
大手企業のメインバンクの特徴としては、次のようなことがあげられます。 ■取引先企業の株式を積極的に取得し、上位の株主になっている。 ■当座預金取引、外為の取扱い、社債の受託等の融資以外の取引においても、主力の取引関係をもっている。 ■取引先企業に役員を派遣するなど、人間関係を結んでいる。 ■情報の生産と伝達を企業に対して行なっている。
□メインバンクとは? □メーカー系割賦販売会社とは? □モチベーション・リサーチとは? □約定金利・約定利率とは? □有価証券とは?