2×4(ツーバイフォー)工法とは?
2×4工法というのは、床・壁・天井の6面体の構成を基本とした箱状の構造体です。
在来工法は柱と梁で建物を支えるものでしたが、こちらの2×4工法では壁が建物を支えるので、壁組み工法とも呼ばれます。
2×4(ツーバイフォー)工法のメリットは?
2×4工法のメリットとしては、次のようなものがあげられます。
■地震や台風など外からの力が加わった場合に、その力が1か所に集中することなく床や壁に分散されます。
■断熱材を多用して気密性を高めることが可能です。
■パネルの組み合わせによる構成なので、屋根裏に構造材が露出することなく、屋根裏を収納や居室として利用できます。
■部材が規格化されていますので、システム化が容易なため施工のバラツキが少なく、工期も比較的短期ですみます。
2×4(ツーバイフォー)工法のデメリットは?
2×4工法のデメリットとしては、次のようなものがあげられます。
■壁で支えるので、開口部を在来工法ほど広くとることができません。
■将来、増改築する際には、制約を受けやすいです。 |