一戸建ての特徴とは?
一戸建ての最大の特徴は、間取りプランをつくる際に自由度が高いところです。
マンションの場合ですと各十戸にバリエーションを持たせようにも、上下階との関係から玄関や水回り、バルコニーの位置は固定されていますので限界があります。
それに対して一戸建てでしたら、一戸一戸が独立していますから、全く異なったテーマでのプランニングが可能となります。
なお、建て方についても、以下のような様々な工法を自由に選択できます。
■在来工法
■2×4工法
■プレハブ工法
密集地や狭小な敷地のプランニングは?
密集地や狭小な敷地の場合には、設計段階から日照計画、通風計画を綿密にプランニングする必要があります。
これは今までですと、設計者の経験や勘に頼る部分が大きかったのですが、現在は、それを科学的に解析し、設計段階で日照・通風の状態をパソコン上でシミュレーションできる「設計支援システム」が開発されています。
設計支援システムでは、敷地条件と、その敷地を取り巻く周辺の建物や道路などの条件を入力すると、1時間単位で日照時間が測定され、周辺環境の影響を受けて、建物内部の日照状況がどうなるのかを正確に把握できます。
通風については、北風や南風といった特定の風向きだけでなく、複数の風向きを積算して表示することが可能です。
これらは、平面図はもちろん、3次元画面でも表示できるので、実際に敷地に立ったり、家の中にいるような感覚で確認できます。
さらに、窓の位置や建具の配置など、最適な間取りづくりの実現ができるようになっています。 |